CROSSROAD GALLERY

〒160-0004 新宿区四谷4-28 吉岡ビル5F TEL/FAX 03-3341-8118 営業時間 12:00-20:00  最終日17:00閉館 / 月曜日休館

これまでの展示

今週はお休みです。次は、

ギャラリー企画 初夏のおすすめ作家2人展「大木靖子+sudi 写真展」

日時:2012年5月25日(金)〜27日/6月1日(金)〜3日(日) 月〜木 休廊の週末のみの写真展です

12:00〜20:00 最終日〜17:00

会期中のイベント 「茶話会+プリントビューイングの夜」
6月1日(金)19:00〜21:00 会場にて 要予約 無料
出品作家のお二人に会場にお越し頂きまして、作品のお話を伺いながら、プリント鑑賞します。
司会・進行は オーナーディレクターの篠原俊之が担当致します。本展開催の経緯、お二人の作品の魅力を皆様へお伝えします。

場所:クロスロードギャラリー(東京都新宿区四谷4−28−16吉岡ビル5階 03-3341-8118)

クロスロードギャラリーの新企画として、近年興味深い仕事をする新進の写真家を2名ずつ選出し紹介するシリーズをスタートいたします。第一回は大木靖子とsudiの2人です。

大木靖子はピンホールカメラを使い人間の眼では見る事の出来ない世界を見ようとする試みを続けています。

今回展示するシリーズでは道ばたや公園などに落ちている植物の葉や花びらをピンホールに密着させ、素材から透けて入り込んでくる光を写した作品です。その世界は、まぶた越しに陽の光を透かして感じたときにも似た、抽象的でありながら生命感あふれるイメージが現れます。

sudiは、日常目に付くものの中から、光と陰をたっぷりと取り込んだ独自の味わいを持つ風景や使い込まれた物、町によくなじんだ建造物やその細部のディテールをカメラに収めてきました。その中でも今回は窓越しに見える景色、映り込んで見えるもの、窓のディテールなど「窓」をキーワードに作品を再構成して紹介します。

ビューイングの会、オリジナルプリントの頒布などもいたします。

IMG_0921JPGweb◆sudi

http://www.sudi.jp/

http://sudi.exblog.jp

三重県生まれ。書き溜めた詩にイメージをつけるため写真を撮り始める。

2ヶ月後、ポータルサイトエキサイトブロガーコンテストフォト部門賞受賞。

それを機に「カメラ日和」「デジタルフォトテクニック」「カメラマガジン」「フォトグラフィカ」「デジタル写真生活」等、カメラ雑誌で作品を発表。

現在作品は企業のオフィスおよび、個人宅に飾られている。2011年パリの「Px3 Official Selection for 2011 competition」のファイナリストに選出された。

個展:2011.6「Distance」(キャノンギャラリー名古屋)

2011.3「Distance」(キャノンギャラリー銀座)

2007.4「Yin&Yang〜私と光と陰」(代官山フォトギャラリー)

2005.8 EPSONタイアップ写真展「A Slice Of Life」(ウナ・カメラリーベラ)

◆大木靖子:http//blog.goo.ne.jp/noraterrier

1971年 東京生まれ

1993年 東京外国語大学アラビア語学科卒

個展:2011.9 ミニ写真展「椿」ルーニィ247フォトグラフィー ブックスペース

2011.7 「グラスの中」下北沢駅前ギャラリー(アクチュアルプルーフ下北沢店内)

2010.9 「Aquarium -針穴から見た水族館-」(ギャラリーツープラス)

2009.9 「グラスの中」(ルーニィ・247フォトグラフィー)

2007.10 「Aquarium -針穴から見た水族館-」(ルーニィ・247フォトグラフィー)

入賞:2011.3 「第五回 大黒屋現代アート公募展」板室温泉大黒屋葉っぱ(大木靖子)

お休みです。

BLOGPHOTO007

今週のクロスロードギャラリーはお休みです。

こちらの展示は終了しましたが、写真集の取り扱いおよび、オリジナルプリントのご用命はしばらく承ります。どうぞご利用ください。

松本典子写真展「野兎の眼」

日時:2012年3月13日(火)〜3月25日(日)12:00〜20:00
(月曜休廊 最終日は17時まで)
場所:CROSSROAD GALLERY
東京都新宿区四谷四丁目4-28-16吉岡ビル5階
四谷4丁目交差点 文房具EMOTOのあるビル5階
連絡先:03-3341-8118(ルーニィ)

奥吉野の村の秋祭りで出会った14歳の少女を、
10年かけて撮り続けた写真集『野兎の眼』から厳選したプリントを展示。
まっすぐなまなざしを持った少女が、思春期をへてやがて大人になり母となる過程を、
吉野の風景や日常の断片とともに鮮やかに映しとる。

台風12号の被災状況の報告ファイル展示も。

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ルーニィのオンラインショップに、松本典子さんのコーナーを作りました。

現在は写真展「野兎の眼」の作品がおさめられた写真集『野兎の眼』と、

2007年発行の写真集『うさぎじま』の2タイトルです。

遠方の方や、大きな書店に行くのがめんどうな方などにおすすめです!

オンラインショップはこちらです→ルーニィオンラインショップ

私の青空展2012

私の青空2012*エントリーの受付は明日2/5(日)までです!!

クロスロードギャラリー公募写真展「私の青空展 2012」

日時:2012年2月14日(火)〜19日(日)12:00〜20:00(最終日 〜17:00)

場所:クロスロードギャラリー
   東京都新宿区四谷4-28-16吉岡ビル5階
  (最寄り駅 東京メトロ丸ノ内線 四谷3丁目駅より徒歩5分)
   03-3341-8118(ルーニィ)
   四谷4丁目交差点 文房具EMOTOの有るビル5階

ルーニィ恒例の公募写真展「私の青空展」が今年もやってきました。
青空をテーマに制作された作品で、ギャラリーを満たします。

関連行事:オーナーディレクター篠原俊之による作品講評会+ゴザの宴
     2012年2月18日(土)18:00〜20:00

c.e.shore 写真展 

shoreantediluvian
new orleans/tokyo/berlin

2012年1月24日(火)〜29日(日)
12:00〜20:00 最終日〜17:00 
会場:クロスロードギャラリー

antediluvian: (adjective) from the Latin words meaning “before” and “flood or deluge.”
アンチデルーヴィアン(形容詞):ラテン語の言葉、「前」+「洪水」
これらの写真はほぼ40年におよぶ時間をまたぎ、太陽を追って世界の四分の三をめぐり、最初に写真が現像されたときにはかすかにしか想像しえなかった技術発展を股にかける。この時間の広がり、地理的距離、そして文化的差異を結ぶものは、孤立と不確かさ、迫りくる暗闇、そして将来何が起こるのかという不安、そんな感覚だ。すなわち、アンチデルーヴィアン(洪水の前)。

詩人アーチボルド・マクリーシュは、「あなた、アンドリュー・マーヴェル」という詩を第二次大戦直後に書いた。この詩は太陽と夜の影が地球を進むさまを、西洋文明の栄枯盛衰の比喩として描いている。この詩のなかで、太陽は正午にアメリカの真上にある。マクリーシュはこんな詩行でしめくくっている。

そして、ここ太陽のもとで顔を下に向けると
感じる。いかに速く、いかにひそかに
夜の影がしのびよるかを。

10年後に、写真家ゲーリー・ウィノグランドは次のように書いた。

今までに自分で撮ってきた写真を見ると、われわれとは誰なのか、何を思うのか、この先われわれはどうなるのか、などというのはどうでもよい、と感じさせられる。私たちの望みだの成功だのというのは安っぽく取るに足らぬものだった。新聞、コラム、本などを読み、雑誌もめくってみる(アメリカの)。出ているものは、幻影と空想ばかり。われわれは道に迷ってしまった、爆弾でも落ちてくれればこの仕事も永遠に終わるだろう、と結論するしかない。どうでもいいのだ。われわれは人生というものを愛してはこなかったのだ。

もうひとりのアメリカの写真家トッド・パパジョージは、ヴェトナム戦争とイラク戦争の間にアメリカのムードがいかに変わったかを2007年に説明しようとしている。

 ヴェトナム戦争当時のヒステリックな状況と、今日自分が住む麻酔下にある国との間に実存的関係があることを見定めるのはむずかしい。現代とは、まだ眠気まなこで大統領選に投票している状態でしかないから・・・。われわれは間違いなくプラトンの洞窟に住んでいるのだ。それはスクリーンとモニターに映し出された、二次的、いや三次的経験なのである。

ニューオーリンズ出身の私は、シュールな世界で育った。マルディ・グラの祭とは、カトリック教徒が大斎節に敬虔なる断食をする直前に浮かれ騒ぐ最後のチャンスだ。快楽主義は狂信者を磁力のように引き寄せる。お気楽な連中のなかにあって、地獄に落ちるぞといって脅かすのだから。キリスト教へのかなり寛容でユーモラスな態度をあらわす衣装を見ることも珍しくない。ヒッピー風のキリストが、十字架をエレキ・ギターのように抱えるとか。あの街のほとんどが2005年に洪水に襲われたとき、極右勢力の多くはそれが神の裁きだ、ノアの洪水だなどと言ってはばからなかった。その一方、実際の原因は堤防建築が粗末だったことだ。堕落した政治家と欲深い建築業者の癒着がそうさせたのだ。同じような脅し文句が3月11日以後の日本でも出続けている。

マクリーシュの詩が発表されてから数年のあいだに日本は政治的、社会的、経済的な大変革をとげ、その後二、三十年の間、世界市場に君臨することになった。けれど、いまや日本もその勢いを失った。成功の報いとして創生された社会は、パパジョージが上で語ったアメリカ社会とやけに似ている。そして、世界はグローバル経済の陽をさんさんと浴びる中国に注目を集める。今月、ニューヨーク・タイムズ紙はニューヨーク在住の伊藤裕之の写真付きエッセイを掲載した。伊藤は父親の葬儀のため帰国していて、日本のムードについて感じたことを次のように語っている。

国全体が、いまだ3月の地震と津波を悼んでいるように感じられた。悲痛な空気があたりをおおっていた。私の知っている1980年代の日本は経済的ピークにあり、自信にみちていた。今、これほど長い不況にみまわれて、人々は敗退を受け入れたようだった。日本人を見ながら歩いていると、葬儀の列に加わったような気さえした。

きのう、個展の準備を一休みして、東京都写真美術館に行ってみた。展示されていたのは、80年以上にもわたるヨーロッパ写真の歴史、巨匠たちの作品である。トマス・アナンが撮った昔のグラスゴーの写真をじっと観て、ジュリアが言った――「日付を見て。帝国の最盛期よ」と。私が目にしていたのは、1868年製作の写真、それは「大英帝国に陽が沈むことなし」の時代でありながら、写真が写し取ったものは汚辱と悲惨だけだった。崩れかけた建物、道の真ん中を流れる蓋なしの下水溝。これが帝国の中心だったのだ、小数が大半を所有し、残りを大多数が分け合うというわれらの時代を写す遠い鏡なのだ。私はじっと立ってギャラリーを見わたした。ヨーロッパの地理が目の前にあった。フランス、大英帝国、ドイツ、「当時の工業大国」とチラシは謳っていた。「当時」とは、そんな諸大国最盛期のことで、第一次大戦から第二次大戦勃発直後までの時代のこと。そんな時代のすべて、そしてそれぞれが、今日と酷似する「洪水の前」なのだ。グローバルな金融資本はただ残照を輝かせるだけで、かなたに映るのは闇としか見えない。

この一連の写真を、愛をこめた写真で始め、つづく写真群も同じ精神で展示し、最後はベルリンの舗道で見た子供のかもすイメージで終わる。芸術は闇に立ちはだかるという。そして、この東京のギャラリー、日本でもかなり政治的な写真家たちが活動した場所からさほど遠からぬこの場所で、暗いイメージをいくつもご覧いただき、そこから光が射してくるであろうことを夢想していただきたい。作家のジャネット・ウィンターソンもこんな例をあげて語っている。

われわれは知っている、宇宙に果てがなく、膨張しつつ奇妙にも完璧であることを。そして、われわれの求めるものの何一つ欠けていないことを。だが、そう知ってはいても、人間世界の悲劇的パラダイムとは、欠如、喪失、終局なのであり、技術革新でも医療科学でも撤回されたためしのない幼稚な災厄予言なのである。芸術はこの災厄予言に立ちはだかる。芸術作品(オブジェクツ)は反抗する(オブジェクツ)。ふたつの名詞(アート+オブジェクツ)は動的な力となるのであり、コレクターズ・アイテムなどではない。芸術は反抗するのである。(飯野友幸訳)

クリストファー・ショア、東京、2001年1月21日



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