
「Botanical Garden」
2010年9月7日(火)〜12日(日)
12:00〜19-:00 最終日〜16:00 
花をはじめとする植物は生け花や盆栽、作庭など、日本の生活や文化の基層に深い関わりを持ってきました。四季折々の植物を愛で慈しむ気持ちは、私たちの美意識そのものを形作ってきたと言っても過言ではありません。「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠む在原業平の歌は、逆説的に私たちがいかに花を愛しているかの証でもありましょう。
小さな針穴は特別な眼で世界を見つめます。それは時に風変わりで非現実的ですらあります。その針穴が美しく儚い植物を見つめたらどうなるでしょうか。大場典子、遠藤志岐子、中村一夫の三人による、針穴から流し込まれた植物の世界、どうぞお楽しみください。

会期 2010年 8月24日(火)〜9月5日(日) 月曜日休館
会場 ルーニィ・247フォトグラフィー
東京都新宿区四谷4−11みすずビル一階
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅より、徒歩4分
おもちゃ美術館並び
<作者コメント>
何かの情景に自分の感覚が反応する 反射的に自分のカメラが自分の顔の一部になる、
そしてレンズが自分の眼になる
「カシャ」::::::出来上がり。
一番大切なのは、 自分が反応するのかしないのか。
毎日色々な情報を脳にインプットする。それが反応の素。
自分の脳の中で情報はちゃんと整理されてはいない、ぐちゃぐちゃだ。
だから変な情景に反応する。だから楽しい。
作者が海外取材の折りに プライベートで撮りためた写真と短い文章を組み合わせた作品。8カ国、20点を展示します。(写真はすべてカラー)
写真専門学校同窓生による卒業20年目のグループ展
2010年8月17日(火)〜22日(日)
12:00〜19:00 最終日〜16:00
「40/20」は、日本写真芸術専門学校の89年度同窓生によるグループ展です。
居酒屋に集まった数人が、写真を口実に久しぶりに集まらないか、と盛り上がった事からスタートしました。共に学んだのが20歳、気がつけばもう40歳。だから「40/20」です。卒業から20年。いまではみんな、それぞれの道を歩んでいます。カメラマンとして独り立ちした者、家業の写真館を継いだ者、カメラを置いたものもいれば、結婚して母親になった者もいます。ですからこれは、グループ展のカタチをした同窓会です。
20年という歳月は、人生と呼ぶにはちょっと大げさな区切りかもしれません。
それでも、その間には、沢山のいいことや悪いことがあったはずです。僕たちは成長したのか?それともあの頃と変わっていないのか?しばらく会っていないみんなの写真は、何を伝えてくれるのでしょうか?
会津 -会話の続き 旅のはじまり-
2010年8月10日(火)〜15日(日)
12:00〜19:00 最終日〜16:00

ある日、私は亡き父が残した手記を目にした。
そこにはこんな事について書かれていた。
16歳の時に母親を亡くしていたこと。
晩年までしばしば母親の故郷である会津を旅していたこと。
そして心の中でお母さんに会っていたこと。
いつまでも心の依り所はお母さんであるということ。
―
親の突然の死と直面し、虚無感を抱えていた頃
私はこの手記と共に父の追体験をしようと旅に出た。
父の見ていた空気を感じたかった。
初めて足を運んだ場所。
私にはこの土地の風景や人々の表情、生活の息遣いの中に
長い時間をかけて蓄積されてきた「あたたかく揺るぎない空気」が見える。
そして、生と死の調和を意識する。
過ぎ去っていった「時」は、まるで水中に沸き立つ無数の泡のように存在している。
私はその泡を食べて生きる魚のようなものかもしれない。
私は考え、会話し、拾い集め、受け継いでいく行為として、写真を撮り続けている。
それがやがて時間と時間や人と人を繋ぐ、何か大きな力に変わっていく事を切望しながら。
作品はモノクロ35mmフィルム写真34点で構成されています。
2008年1月~2010年4月の間に四季を通して撮影し、
作者が暗室でプリントしました。