Roonee 247 Photograpy
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ルーニィの部屋

ギャラリーからのお知らせやおススメ情報などをお伝えします。
2013年5月27日

おとこと女 番外Ⅱ,1960
雲の意図#02-34-10,2002

細江英公・細江賢治「めぐる時代に親子展」

日時:2013年6月4日(火)〜16日(日)月曜休廊 12:00~19:00(最終日16:00まで)

場所:ルーニィ・247フォトグラフィー

東京都新宿区四谷4−11みすずビル1階

03-3341-8118

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巡る時代に親子展

石井 仁志(メディア評論・プロデューサー)

1999年、沼津のギャラリーで1回おこなわれている「細江英公、細江賢治の親子写真展」をわたくしが開催したいのですと申し出た時、英公先生は「いいですね。」とにやりとなさり、すかさず賢治さんが「東京ではやってないんですよ。」と首をひねりながら前述した99年の沼津展を即座に思い出し、教えてくれました。それから14年たっていますから、それだけでも時代は一巡りの感があるわけです。わたくしの企画で、細江英公小写真展をやらせていただいてから、今回の展覧会が6度目の開催になります。Rooneeにおける4回目の細江展を親子展でという思いは、実は小写真展を始めた頃から頭の片隅に絶えず張り付いていた構想、目標であったと懐かしくなります。

細 江英公の巨大な写真芸術の狭間に咲いた大好きな花を一輪一輪、摘み取って大事に花入に挿し続けるように、わたくしは細江先生の小さな人間写真展を積み上げ てきました。根底には先生が常に口になさっている芸術観、人と違う事をやる。その実践だったと思います。人がやらないような展示、展示方法を細江作品で実 践する。先生には大いなる寛容で包んでいただいたと感謝いたしております。さらに賢治さんには作品選定や、プリント作業を含め、多忙な中何かと厄介な作業 を御願いいたしました。

今回の企画、巡る時代の過去とは?。なんと1950年代の末から60年代の頭、日本の激動期、細江英公20代後半の芸術写真『おとこと女』の番外編を展示したいと思います。対するは20世紀の後半、1990年代から細江賢治が撮影したいくつかのシリーズの中から選定した作品です。かたや永遠に古びる事のない人間写真、かたや永久不滅のミクロコスム を身近な風景、天体や事象から拾い上げた非人間写真とでも申しましょうか…。冗談はさておき、非常に異なった視座で作品を構築するこの親子写真家、ところ が人間存在の底のところで密接な宇宙観を持っているように見受けられるのです。学ぶ以前の問題で、あえて東北弁で申せば「まなぐのつかいがた、はーおんな じだべ」ねばりある思考を自己表現にどう結び付けていくかという眼の使い方、視座の構築の仕方。作品から香り立つ宇宙観が、何か信号として発してくるよう な感覚を受け止められると思います。巡る時代をいかように鑑賞者は感じ取るの でしょう。

わたくしも、共同企画者の篠原氏もまだまだ細江英公作品、細江賢治作品を見続けたいと思っています。そして何よりも展覧会を楽しみに見続けてくださるお客様達も。どうかこれからも、よろしくお願いいたします。心よりの感謝をこめて。

*写真:細江英公氏「おとこと女 番外Ⅱ、1960」細江賢治氏「雲の意図」より

2013年5月23日

120529_181805ルーニィ/クロスロードギャラリー ワークショップ
額 装 と 展 示

今週の展示はお休みです。火曜〜金曜までは壁のメンテナンス、週末はワークショップです。

写真界の大御所から新進気鋭の若手作家まで「写真が分かっている」額装家として、ご贔屓いただいているルーニィ。

そんなルーニィのオーナー篠原による、講義とデモンストレーションを中心に、展示や額装について学ぶ講座です。

写真展を開くとき、額装はただ「出来上がったプリントをセットする」程度に考えている人はいませんか?

写真は撮影して、プリントするまでで完成ではありません。

イメージにあった見せ方を考えてマットの色を検討したり、イメージの余白を考えたりというのは、視覚効果の一部であり、写真作家として自分で決めなければいけない要素がたくさんあります。

つまり額装とは作品制作のプロセスの一部です。

マッティングに適した印画紙や用紙の選択、紙に対しての余白の取り方、展示構成の基本的な要素をおさえる事で、より自分らしい展示もできます。

ギャラリーを実際に使って、展示作業をご覧にいれたいと思います。

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日時:2013年6月1日(土)13:00~17:00頃

場所:ルーニィ・247フォトグラフィー

東京都新宿区四谷4−11みすずビル1階

参加費:一般 ¥3500− /学生 ¥2500-

講師:篠原俊之

お申込み:ワークショップ申込みフォームからお願いします
ワークショップ申込みフォーム>http://roonee.com/w-shop/wsmousikomi.html

*今回より、広く学生の方にも額装のことを知って頂きたく、学割をはじめました。
学割にてご参加の方は当日学生証を拝見いたします。

2013年5月21日

松本慎一・伊野亘輝 写真展「ある光」

日時:2013年5月21日(火)〜26日(日)12:00〜19:00(最終日16時まで)
場所:ルーニィ・247フォトグラフィー
   東京都新宿区四谷4−11みすずビル1階 電話03−3341−8118
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こないだの夏、伊野と松本をふくめ、それぞれの方法でそれぞれ真剣に写真を撮っている男が5人集まり、
お酒を飲みました。伊野と松本はインターネットを通じておたがいの写真をよく知っていましたが、
そのときが初対面でした。宴もたけなわの頃、5人のうちのひとりが言いました。
「伊野さんと松本さん、ふたりで展示やったらどうですか?」
すると別のひとりが言いました。「搬入までお互いの写真を見せないようにしたら?」
伊野と松本はそれぞれ「こわいけど、おもしろそう…」と思い、ふたりで写真展をすることに決めたのです。
「光は全ての色を含んで未分化。無色の混沌。それはそれのみとして、分けられずにあるもの。
切り分けられていない、混然とした、美しく大きな力」小沢健二
「ある光」は、伊野と松本が敬愛する小沢健二の歌のタイトルです。
ふたりはこの「ある光」という言葉のもとに、今までに撮った、あるいはこれから撮る写真を選び、
それを手にとることができるかたちに変え、ひとつの空間に置きたいと思ったのです。

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松本慎一「ある光」

14歳から写真を撮り続けています。
この世界の美しさを撮りたいと思っています。
ほとんどの写真に、僕は日付を焼き付けています。
なぜならその日付は、この世界に果てなく流れる時間の、ある一点を示す住所のようなものだからです。
拾ってきた仔猫に居場所を与えるように、僕はこの世界の欠片に日付を与えます。
日付を与えられた写真は安心しているように見えます。その様子が、僕は好きです。
松本慎一

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伊野さん「ある光」
1974年東京生まれ、東京育ち。
大学時代から写真をはじめ、フィルムカメラやポラロイドで日常を撮り続けている。
ポラロイドコミュニティ「TOKYO POLAROIDS」などを主催するかたわら、
フィルムでの写真作品づくりをしながら活動中。
いまでも写真とは一体何なのかよくわからないまま、
そういうよくわからないが写り込んでいる写真を好んで撮っています。
伊野亘輝
2013年5月14日

櫻井朝雄DM

ベネツィア逍遥

2013年5月14日(火)〜19日(日)

12:00〜19:00 最終日〜16:00

会場:ルーニィ247フォトグラフィー

本写真展は、1974 年いらい6度にわたるヴェネツィア体験に基づき、昨年の 初夏、1 週間ほど島内全域を遊歩、出会った光景や情景をからめ撮ったものであ る。

ちなみに当地を題材とした写真は、枚挙にいとまがない。けれどもそれらの 多くは、観光的に知られた場所や催事にまつわる作品が多い。しかし本展の意 図するところは、かような視点に囚われず、概ね、ごく日常的な市民の表情や 生活空間を主眼とした。

さらに、作者がつよく思いを込めたのは運河の水面を彩なす光景で、まさに そこにこそ「海上都市」ヴェネツィアのドラマツルギーが存在する、と感じた からに他ならない。



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