Roonee 247 Photograpy
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〒160-0004 東京都新宿区四谷4-11 みすずビル1F TEL/FAX 03-3341-8118
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ルーニィの部屋

ギャラリーからのお知らせやおススメ情報などをお伝えします。
2013年4月29日

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斉藤 登写真展「上水内の四季 伝承の里に息づく日本の心」

日時:2013年4月30日(火)〜5月12日(日)*月曜休廊

12:00~19:00(最終日は16:00まで)

場所:ルーニィ・247フォトグラフィー

東京都新宿区四谷4-11みすずビル1階 03-3341-8118

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「上水内」は現在の「長野県上水内郡」のことではありません。
大幅な市町村合併・編入が進められる前の、戸隠、鬼無里、中条などの地区も含まれていた
かつての「上水内郡」を指しています。
私が初めてこの地を訪れたのは2006年秋、戸隠の鏡池でした。
「鬼無里」という名を目にして「変わった地名だな」と思ったことを覚えています。
その後、ライフワークと成り得る被写体を探していたところ、そう広くもないこの地域が、
古くから信仰の場であったこと、そして多くの伝承・伝説が残っていることを知りました。
 飯綱山が発祥の地とされ中世の武将たちのよりどころであった「飯綱信仰」をはじめ、
戸隠山には山の神・九頭龍神を崇める「九頭龍信仰」のほか、その九頭龍神を鎮めた学問行者が
開いたとされる「戸隠信仰」が今に伝わっています。また鬼無里の鬼伝説「鬼女紅葉」、
飯綱山の天狗伝説「飯綱三郎天狗」、中条・虫倉山の「山姥伝説」など、
伝承や昔話ゆかりの場所も多いのです。
 このような自然信仰や伝承・伝説がこの地で生まれ育まれたのはなぜなのか。そんな
ことを問いかけながら、2008年から本格的に撮影を続けています。
 驚くほど美しく、時折厳しさも見せる自然本来の姿、多くの人々が訪れる聖地としての
神秘性、素朴さの残る原風景、命の輪廻、生きるという営みの中にある思いやりと絆、
昔ながらのものを守り受け継いでいく気質など、日本人としての心の源流が感じられる
「上水内」の魅力を、少しでも知っていただければ幸いです。

著者プロフィール

斉藤 登(さいとう のぼる)
1957年、東京都葛飾区に生まれる

展示会・受賞履歴
2010年 8月 個展「信仰の里 旧上水内郡の四季」
      (ルーニィ247フォトグラフィ●東京都四谷三丁目)
    10月 日本写真作家協会主催第8回公募展入選
      (東京都写真美術館●恵比寿ガーデンプレイス)
    11月 AMATERAS第14回公募展入選
      (フジフィルムスクエア●東京ミッドタウン)
2011年 11月 AMATERAS第15回公募展入選
      (フジフィルムスクエア●東京ミッドタウン)
       個展「信仰の里 旧上水内郡を訪ねて」
      (ガレリア表参道●長野市善光寺参道)
2012年 11月 AMATERAS第16回公募展入選
      (フジフィルムスクエア●東京ミッドタウン)
2013年4月23日

ルーニィではおなじみの作家、西村陽一郎さんによるモノクロプリント制作についてのワークショップを開催致します。

フィルムカメラ初心者の方から、自己流でやっているけど、何かうまく行かない、という人まで、おすすめできる講座です。

<<日程>>
2013年   5月19日(日) フォトグラム 13:00〜17:00頃
      6月2日(日) 撮影会  10:00〜15:00頃
      6月16日(日)ネガ制作 13:00〜17:00頃
      6月30日(日)コンタクト+プリント 13:00〜17:00頃
      7月14日(日)プリント  13:00〜17:00頃
      7月28日(日)スポッティング 講評会 13:00〜17:00頃

時間 13:00~17:00頃 ただし、6/2(日)のみ10:00~15:00頃
講師: 西村陽一郎(写真家)

参加費 30,000円(材料代込み)モノクロフィルム、印画紙、薬品などはこちらで準備します。
定員 5名 先着順
会場: 光画社(西村陽一郎の事務所です)ルーニィから徒歩数分の場所にあります。
    場所はお申し込み後にご案内致します。
講座修了後、参加者一同でのグループ展も予定しております。(展示のための諸経費が実費かかります)
お申し込み こちらのリンク(申し込みフォーム)より必要事項を入力の上お手続き下さい。
西村陽一郎さんについて
YOU TUBEより
watch?v=Jy2azX-V3pg
watch?v=JVVzINuRUCU
2013年4月18日

レジスト写真塾の応募は今月30日までです。

卒業生があちこちで綴っている記事から、今日は1期生の竹花聖美さんのBlogを転載させて頂きます。竹花さんは、思春期の子ども達をテーマに卒業後作品を撮りためています。

resist 8期生の応募締め切り(4/30)が近づいてきました。
私が受講していたあの頃を見てみようと外付けHDDを探っていると・・・
受講した次の年に1期生自ら発信し開催したグループ展の写真。
resistで学んだことや、その時点で自分たちが出来る全てのことを出し切りたいという思いで参加者全員必死に頑張っていました。皆でグループ展に向かってさまざまな話し合い、ぶつかり合い、分かち合いがあり、そして迎えた展示と出来てほやほやのresist写真集。
皆の写真を色々見ていたら胸が熱くなってきました。
写真はオープニングで、お世話になった吉永塾長と森山総長へ1期生の小澤ちゃんがデザインした手ぬぐいを渡した瞬間。
写真だけでなく色んな事を学んだresist。
塾長、総長、事務局長を筆頭に、様々な問いかけをしてくださる講師の方々。
そして、一緒に悩んだり、話し合ったりして学び合う仲間。
全てかけがえのないものになっています。

新しい扉を開くのは勇気がいることだし、写真を撮って見せるということは、自分を見つめなおすことになるので辛いこともある。
だけど、新しい発見もたくさんあります。
気づくこと。
それが変われるチャンスだと思います。

今年もまた新しい扉を開く人がいますように。

レジスト8期生の募集はこちらをご覧下さい。

http://resist-about.blogspot.jp/2009/11/blog-post.html

竹花


2013年4月1日

「変幻の極み」へんげんのきわみ

DFGRERGERT

2013年4月9日(火)〜21日(日)

12:00〜19:00 最終日〜16:00 月曜日休館

会場:ルーニィ・247フォトグラフィー

この度ルーニィでは、ギャラリー企画として韓国在住の作家イ・ソルジェの作品を紹介します。

日本国内での写真ギャラリーでは初めての個展となります。

近年、韓国や東アジアで開催される国際アートフェアへ出品され、写真と美術の境界を自由に往復するその作品世界は、多くの人の関心を集めております。

花や身体、自然の造形物や人工的な構造物、時にはデジタルノイズといった物質性のない要素まで取り入れ、

複数のイメージを重ね合わせながら一枚の画面を作り上げています。

「シークレット」「グリッチ」「模糊」と名付けられた近作より作品を選出して展示致します。

変幻の極

石井 仁志(メディア評論・プロデューサー)

イ・ソルジェの作品は日々鑑賞していて厭きの来ない変化 を湛えてい る。

小宇宙が投影されている。万人受けする似非芸術とは、最も遠い位置から鑑賞者を彼 自身の芸術世界にいざなう。

期作品、「secret」「moho」「glich」のシリーズまでを観察 すると、趣旨一貫したテーマを 導き出す記号を随所に見出す。

これは彼の表現世界が刻々と変化を見せつつ究極の表象へと、飛翔する意志を保ち続けているからに他ならない。

象とは感覚の複合体として彼が創り出す心像といって よいだろう。

絵画から写真への 芸術的潮流を見据えながら、あ えてイ・ソルジェの写真芸術を新しい系譜と位置付ける。

なぜなら具象、抽象の世界を自由に往来し、素材としての 写真いや記号としての形象を自らのデジタルワークに 取り込み、

誰もがなしえない技 法で融合しきっているからであ る。しかも彼本来のユマニテを画面が伝えてくる。

一見まったく世界が違うように感じる「secret」「moho」「glich」も彼の存在 意識の根の部分で同じ養分を吸い上げながら花を咲かせている。

この先も彼は無限に進化するに違いないが、視座は すでに表現の核をしっかりと見据えている。

それゆえ のシンプルさ、芸術的洗練が作 品にも見て取れる。

しかし、そこから漂う気配の中に観る者を引き付けてやまないトラップが仕掛けられている。

単純なものほど偉大である。その 由縁を象徴する理想郷にいざなわれる快感を味わおう ではないか。

変幻の極みに、大 きな思考の森が続いている。

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イ・ソルジェ(E Seoulje)

人間が社 会を認識する上 で、視覚は極めて重要な要素と役割を担う。

だがその正確さには習慣による概念化が作用する。写真を見る 鑑賞行為は、そ の対象を主観的に解釈する事であり、鑑賞者固有の意味が付加される。
作家 としての私は現実の事象全てを 作業に引き入れ、一般的な記号を変幻 自在に操りながら視座の統合のもとに再解釈,再構成し新しい伝達方法を創造する。つまり、鑑賞者は作家の意図を再創 造しながら無限に読み解く可能性を持ち得るのだ。
例え ば私の特殊なメソードは、作品 中でイメージをぼかしたり、その重複 により錯視を導き出したりする。事象の意味の再構成がより高次の意味の可視化に繋がる。対象は作品中で輪廻する空間 に浮遊するかのようだ。

近、新たな可能性を追求する技 法を試みた。デジタルノイズの表象を 捉えた作品である。グリッチと名付けたこの技法は過去と現代、アナログとデジタル、自然な空気と歪む空間のように鋭 く対立する概念を同一画面に表現し、究極の視覚の対比を 求め、いわば自然と多様な現代 デジタル社会、デジタル電子障 害を視空間に固定しシーケンスに転化していくのだ。現代社会の 現実と非現実、 虚構と真実、立体と平面の間をグリッチに満たしながら、新しい現代社会の空気(Digital air)に転生させるのだ。

これらの 展示作品、 「シークレット」「模糊」「グリッチ」シリーズは、私が世の中を眺める窓の饗宴ともいえる。作業中、ある記憶が心を 揺るがした。視空間を横断する焼入れた刃だ。この展覧 会を見てくださる方々の心の根 底にも、作品から錐が突き刺さ るような響きがあることを願う。

ソルジェ近影 (ソルジェ氏近影)


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